福島民友 : 2016年08月15日付 炉心部に溶融燃料なし 廃炉研究機構が推定、第1原発1~3号機 記事(http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160815-100748.php)内容(註1)について、国際廃炉研究開発機構(IRID・アイリッド / http://irid.or.jp/)計画開発部担当者に問い合わせ。
私 記事では1~3号機ごとの推定分布量を「初めて公表」、とあるが、そのリリースはどこに掲載されているのか、教えていただきたい。
担当者 福島民友記事において初めて公表、と書かれているが、それは間違っており事実ではない。
なぜならば、1~3号機ごとの推定分布量は、IRIDが2016年3月にすでに公表しているからである。
ただしその推定分布量は机上での理論推定数値であって、ミュオン測定のものでもロボット測定のものでもない。
http://irid.or.jp/_pdf/201509to10_06.pdf?v=3
当該資料のとおり、2016年3月にリリースしている。
私 では、ミュオン測定は核燃料等デブリの位置を確認したものであって、各号機のデブリ推定分布量とはリンクしていないということか?
担当者 時系列で申せば、まずIRIDにおいて東京電力福島第一原子力発電所1~3号機ごとの溶融核燃料等デブリの推定分布量を机上に置いて計算し算出したのが3月。
次に、1号機の外側から、例えればレントゲン写真を用いて炉心内に核燃料が残っているかどうかを確認した。
本年7月にミュオン測定によってデブリの位置を確認した。ということになるので、報道されたような推定分布量を初めて公表ということはない。
資料を送るので貴殿においても確認していただきたい。
私 詳細な説明をありがとうございました。
福島民友さん、しっかりした裏付け取りと正確な表記をしましょう。
(註1) 東京電力福島第1原発の廃炉に向けた技術開発を進める国際廃炉研究開発機構(IRID)は14日までに、溶け落ちた核燃料(デブリ)の1~3号機ごとの推定分布量を初めて公表した。
原子炉内の推定が最も難しい2号機は、1、3両号機と同様に炉心部にほとんどデブリなどが残っていないと評価した。





