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月別アーカイブ: 3月 2013

甲状腺モニタリングのお礼とご報告

皆様の温かいお心のご支援により以下の通り、いわき市のお子さんの甲状腺モニタリングプロジェクトを実施させて頂きました。
まことにありがとうございます。
私達は、距離は離れていようとも、人として心と心とで深く強く繋がりあった、お互いの心を抱いたインデペンデントとして純粋・無垢な存在であることを何にも代えがたいことと思っております。

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お礼 ご報告

みなさま  この度は、「消えた初期被曝・放射性ヨウ素」のいわき市約7万人とも言われる子ども達の『命・笑顔・未来』を護るためのお心のご支援を賜りまことにありがとうございました。

おかげさまを持ちまして、去る24日、各地から飛行機に乗り、夜行バスで眠り、電車を乗り継ぎ、車を夜通し走らせて日本各地から皆様の温かい心を抱いたインデペンデントのスタッフが集まってくださいました。

総勢16名のスタッフは初見であるにもかかわらず、全国・海外のみなさまのお心とともに一体となって医師の先生が驚かれるほどの素晴らしい活動をしてくださりました。

これもひとえに、私達インデペンデントの心と想いを支えて下さっている皆様の人としての篤い心と想いの賜物と感謝申し上げます。
当日写真-0-1-0

“心からありがとう”

シンプルな一文ではありますが、億千万の言葉を費やしても、この一文に帰結してしまいます。

この一文を、私達の心の奥底から、なんのてらいもなく堂々とお届けさせて頂けることにも深くお礼申し上げます。

【今回のプロジェクトに当たり、地元のお母様方から私たちに告げられたお言葉を紹介させていただきます】

・私は3人の子どもがおります。原発事故以来、いわき市を離れることはできませんでした。事故の様子が分かってくるにつれて、この子ども達の将来はどうなってしまうのだろう、と不安で仕方ありませんでした。 

・いっそ、この子ども達と共に命を絶ってしまおうと思い続けてきました。いわき市の初期被曝問題を行政は知っていながら3年目に突入しても、なんの手当もされていないことに絶望を感じていました。そこに全国の皆様の温かいご支援の下に、このようなプロジェクトが実行されると聞き、 『私たちは棄てられていたわけじゃない。私たちを想って応援してくださる方々がたくさんいらっしゃる。感謝の涙が止まりません。私は、この子たちを連れてモニタリングに申し込ませて頂きました。みなさまに感謝いたします。』 

モニタリングを終えた廊下で … 『ありがとうございます。 ありがとうございます。』

こちらのお母さんは、溢れる涙が止まりませんでした。 深々と頭を下げて感謝の言葉を繰り返すだけでした。

私達は、もう十分以上に待たされ、放置され続けてきました。

お母さん達が予約をされてくる電話はすべて私が受けました。

そのお母さん達の声は震えています。

連絡先の番号を押すまでの心の中は、いかばかりだったろうと胸を締め付けられます。

どれほどに苦しんできたのでしょう。 どれほどに自分を責め続けてきたのでしょう。

悲しみ、自責を抱き、贖罪を乞い続けているご両親とお子さん達に対して、私達は何もせずにはいられませんでした。

“子ども達の細胞は時間を待ってくれません”

私達インデペンデントは、人として、同じインデペンデントとしての皆様の心と共に純粋・無垢でつながりあっていきたいと願っております。

ここにお礼と共に今回のご報告をさせて頂きます。

今後とも、みなさまの温かいお心との繋がり合いを何卒よろしくお願い申し上げます。

福島県いわき市  希望の大輪プロジェクト  新妻邦嗣

みなさまの温かい心を抱いたインデペンデントスタッフ一同

平成25年3月

Actio  2013年4月号 『初期被ばくの影響をはっきりさせて! 子どもの甲状腺ガンを憂う母の声』

http://actio.gr.jp/2013/03/17211027.html

大輪モニタリング イラスト

【甲状腺モニタリングプロジェクト収支ご報告(第1回2/23、第2回3/3、第3回3/4、第4回3/24)】

誠に簡単ではありますが、下記の様に、第1回~第4回の収支を報告させて頂きます。

収入

支出

カンパ

664,203円

交通費等

会議通信等

備品消耗品費

繰越金(準備金)

323,080円

93,001円

98,287円

149,835円

合計

664,203円

合計

664,203円

 【 第1回~第4回 実施状況のご報告 】

モニタリングお申込総数

参加スタッフ総数

カンパご支援総数

135名

38名

32件

フェイスブックやツイッター等を通して、たくさんの方々にご支援いただきました。

また、スタッフとして参加頂きました皆様には、全国各地から駆けつけていただきました。

モニタリングを希望された保護者の方々は、ネットやフライアーを見て、若しくは保護者のかた同士の情報交換で、お申込みをして下さりました。

保護者の皆さまには、いわき市の子ども達を心配する方々から寄せられた、お心の籠った贈り物を手渡たさせて頂きました。

子どもたちの『命・笑顔・未来』を守るため行動して下さった全ての方々に、改めて感謝申し上げます。

以上

希望の大輪プロジェクト  新妻邦嗣

みなさまの温かい心を抱いたインデペンデントスタッフ一同

平成25年3月

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 The cells of children can not stop the time

 
初期被ばくの影響をはっきりさせて! 子どもの甲状腺ガンを憂う母の声

http://actio.gr.jp/2013/03/17211027.html

 
福島第一原子力発電所の事故直後、高濃度の放射性プルームが通過したいわき市。

しかし、事故から2年たった現在でも、いまだ小児甲状腺エコー検査は実施されておらず、母親たちの不安と怒りは募っている。

市民主導で検査を行ったり、市長宛てに質問状を提出したりといった動きも始まっている。

その様子を取材した。(ルポライター 和田秀子)

<検査を後回しにされた>

福島第一原子力発電所から約30キロの位置にあるいわき市。

季候が温暖で過ごしやすく、福島県内では比較的空間線量が低いことから、原発20キロ圏内から避難してきている人も多い。

帰還を断念して家を新築する避難者も増えているため、建築ラッシュが起きており、皮肉にも震災特需にわいている。

一見、順調に「復興」に向かって歩んでいるように見えるが、子どもを持つ親たちの心中は穏やかではない。

なぜなら、初期被ばくが子どもに及ぼす影響を心配しているからだ。

特にいわき市は、原発の爆発直後に流れ出た放射性ヨウ素131が上空を通過したため、初期被ばくの影響が大きいのではないかと懸念されている。

現に、原子力安全委員会が事故直後に行ったスクリーニング検査では、市内に住む4歳児の甲状腺等価線量が35ミリシーベルトと最大であったことが分かっている。

福島県は、2011年6月から「福島県民健康管理調査」の枠組のなかで、事故当時18歳以下だった約36万人の子どもを対象に、甲状腺エコー検査を実施しているが、初期被ばくの影響が大きかったいわき市は、なぜか後回しにされていたのだ。

すでに福島県内からは、3名の小児甲状腺ガンと7名の悪性疑いが出ていることから、親たちは不安を募らせている。

<震える声で申し込み>

原発事故以降、いわき市で子どもを守る活動を続けてきた新妻邦嗣さん(「希望の大輪プロジェクト」主宰)は、「県の検査を待っていられない」と、福島県外の医師に依頼して、独自に「甲状腺モニタリング調査」を実施することにした。

というのも、親が「子どもの甲状腺検査をしてほしい」と、福島県内の医療機関を訪れても、「県立医大の検査を受けてください」と言われることが多く、相談できる医療機関が少ないからだ。

なぜ、福島県内の医療機関は、独自に子どもの甲状腺を診察したがらないのだろうか。

ひとつには、小児甲状腺の専門医が少ないということ。

またふたつめには、現在、福島県が実施している「甲状腺エコー検査」は県立医大が主導しているため、その他の医療機関が甲状腺検査をするためには、県立医大の研修を受け、認定されなければ実施しづらい状況になっているからだ。

「県の検査では、エコーの画像を本人に返してくれません。第一、いつ回ってくるか分からない検査を待っていたのでは、手遅れになる可能性だってある。いわき市の母親たちは、とても心配しているんです」

新妻さんが甲状腺モニタリング調査の受付を開始したところ、25名の枠がわずか数日でうまり、受付を閉め切ったあとも100件以上の問い合わせがあった。

そのため、第二段、第三段のモニタリングを実施する予定だという。

「電話をかけてくるお母さんたちの声は、みんな震えていました。現実を知りたくない、でも知らなければならない、そんな葛藤があるのだと思います」と、新妻さんは母親たちの気持ちを代弁する。 

The cells of children can not stop the time

母は溢れる愛情で命を慈しむ

溢れる涙で命を抱きしめる

溢れる怒りで命を護る

尽きることのない愛が母性となる

母性はすべての子どもたちを護り貫く鬼子母神の愛にも昇華する