護ってください

‎2011年3月15日未明から1週間に亘り、いわき市は福島原子力発電所から放出された超高濃度放射性ヨウ素雲に覆われた。

いわき市のライフラインは完全途絶。

水や食料配給を求めて、33万人のいわき市民が陸の孤島の中で長時間屋外に並び順番を待っていた。

幼子がいる。 幼児がいる。 幼稚園前の子どもがいる。 たくさんの児童がいる。

若い人達がいる。 両親もいる。 おじいちゃんもおばあちゃんもいる。

いわき市は線量値が低いと言われているが、チェルノブイリ基準を当てはめれば移住権利地域と義務地域が混在する。 ウクライナで言えばコロステンのような場所だ。

震災から間もなく2年。

超高濃度放射性ヨウ素雲の被曝を受けた子ども達の甲状腺検査の説明会がやっといわき市で開催された。

出席人数は40~50人と言われている。

もう風化しているのか、それとも諦めなのか…

今回のモニタリングプロジェクトで明らかになった事実を言おう。

予約受付の電話から聞こえてくるお母さん達の声は震えている。

呼吸は短く、声はとぎれとぎれだ。 だから発音もはっきりと聞き取れない。

すすり泣く、嗚咽する、話すことができない。

お願いします、お願いします. . .   ありがとうございます、ありがとうございます. . .

どの電話もこの繰り返しだ。

いわき市が超高濃度放射性ヨウ素雲に晒されたことを知りながら、2年もの間、何もしてこなかった国、県、自治体、医師会、医療関係者の人間としての心を問い詰めたい。

あなた達は子ども達の命を救うのではなく研究材料として子ども達の命を弄んでいる。

あなた達の白衣の意味はなんですか?

どうして医学の道を志したのですか?

あなた達は、ご自身の目で沢山の命が召されていく光景を見ているのではないですか?

沈痛な面持ちをしているのはフェイクですか?

あなた達はご自身の肉親が亡くなった時にどのような感情が湧いてきましたか?

予防医学が大切であることをどの程度理解しているのですか?

子ども達を一秒でも早く診察して下さい。

それができないのならば医師免許を返上して野に下ってください。

あなたの診察室に来るお母さん達の目を真正面から見つめることができますか?

子ども達の胸に当てる聴診器から聞こえてくる鼓動の意味を分かっていますか?

あなたのお子さんが病気になった時、親としてのあなたの感情はどうでしたか?

一見何もないように見える生活が平凡だと思えますか?

この事態は異常ではないのですか?

データがないと診察しないのですか?

疫学的エビデンスは仁術なのですか?

子ども達の、そしてお母さん達の、あなたの命・笑顔・未来を護ってください。

慈悲

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