県の来年度予算 史上最大規模に

県の来年度予算 史上最大規模に

来年度の県の当初予算案を決める知事査定がきょうから始まりました。

各部局の要求額は今年度の当初予算額を上回り過去最大規模となる見込みです。

来年度の予算編成は去年12月に改定した県の総合計画に基づき復興を加速させるための事業が予算化されています。

各部局の要求は今年度の当初予算額およそ1兆5700億円を上回る史上最大規模となる見通しです。

知事査定は来月1日まで行われ来年度の当初予算案は来月18日開会予定の2月定例県議会に提出されます。

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久之浜町商工会と小金井市商工会 交流協定を締結

東日本大震災をきっかけに、被災地支援を通じて交流が続いている久之浜町商工会(坂本一朗会長)と東京の小金井市商工会(村越政雄会長)、同市商店会連合会(今井啓一郎会長)は27日、互いの商工業振興と災害時の協力を盛り込んだ交流協定を締結した。
小金井市の商工会と商店会連合会では、今回の大震災で被災地を応援できるところはないか検討したところ、日帰りで行き来できる交通圏からいわき市を選んだ。
平成23年8月以降、これまで4回にわたって復興応援日帰りバスツアーなどを行っていわきを訪れたほか、毎月11日にはJR武蔵小金井駅前のショッピングモールで〝いちいち市〟を開き、いわきなど被災地の農産物や加工品の販売を定期的に開催している。
そして同じ商工会同士、会員と住民同士の交流を発展させ、災害が起きた際は互いに助け合っていこうという趣旨の協定を、被害が大きかった久之浜町商工会と結んだ。
交流協定書の調印式は同町の仮設商店街「浜風商店街」で行われた。ムラコシ精工代表取締役社長としていわきにも5カ所の事業所をもつ村越会長は「震災から2年近くなり、東京ではともすると忘れてしまいそうになる。
離れている場所こそつながりをもち、大震災を忘れないことが、次の日本をつくるための一助になれば」とあいさつ。今井会長も「これをきっかけに末長く仲良くし、小金井で大変なことがあったら助けてもらえたらありがたい」と述べた。
坂本会長は「震災を風化させないためにもこうした締結は大事。再び商店街が再生されたときには、皆さんと一緒に喜びを分かち合いたい」と感謝の言葉を述べた。
この日はバスツアーとして市民ら38人が訪れ、農作物や海産物の買い物をしたり、被災地を視察し、調印式の様子を見守った。

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